同性愛者としてカナダに住んで思うこと
こんばんは!キャプテンモーガンです。
冬休みも終わり、明日からまた学校が始まります!
また新しいことを学べるのは楽しみですが、授業に付いていかれるか心配でもあります。
それにしてもテキストブックが本当に高い!一冊150ドルとか平気でします。
日本の大学でもテキストブックはこれくらいするのでしょうか?
さて、今日は私が同性愛者としてカナダに住んでいて思うことを書いていこうと思います。
カナダは一言で言って同性愛者にすごく理解があり優しい国だと思います。
(LGBT全てに理解があると思いますが、ここでは私個人の体験談として同性愛限定にさせてもらいます。)
なので日本で同性愛者として生きていて悩んでいるなら、留学でもワーキングホリディでも何でもいいので一度カナダで住んでみる決意をするのもいいと思います。
きっと考え方が180度ポジティブな方向に変わると思います。
なぜかというと、同性愛者が”普通”に居て”普通”に暮らせる国だからです。
私は日本では、彼女が居るということを人や状況によって隠してました。
仲の良い友達、同僚、そして弟だけにしか言っていませんでした。
しかしカナダに来て3年、大学に通いだして半年。
私はカナダで彼女が居るという事を一切誰にも隠してません。
友達はもちろん、バイト先の人、話したこともないようなクラスメートにすらオープンにしています。
どうしてこんなにオープンに出来るのかと言うと、それは同性婚が法律的に認められていると言うのが大きいと個人的のは思います。
あと、英語は第三者の話をするときは必ず主語にHe/Sheを持ってこなければいけないので隠しずらいっていうのは少しありますが。笑
そんな国の姿勢から、病院に行っても彼女の彼女として同席出来ます。
アパートを借りる時も正式なパートナーとして契約しています。
カナダに住んでいる日本人も割と理解があるように思います。
(個々で思うことはあるでしょうが嫌がらせとかは一切無いです)
そもそも彼女が居ると言ったところで特に何のリアクションもありません。笑
特別扱いされません。普通なんです。
なので、しょっちゅう同性愛カップルを見ますし身近にも居ます。
彼女の友達はバイセクシャルです。
彼女のお兄ちゃんはゲイです。
全員とは言いませんが、みんなオープンです。
しかし、オープンだからと言ってカナダ人すべてが同性愛を受け入れてるわけではないです。
彼女と彼女のお兄ちゃんも、二人の家族、友達にカミングアウト済ですが彼女のお父さんが牧師さんなので未だに同性愛については大反対で、死んだら地獄に落ちるぞ!
と言われています。笑
ま、でも私はそれでいいと思います。
個人の意見は尊重されるべきだし、やはり同性愛者は少数派なので理解できない人が居るのも当然だと思います。
ただ、カナダが国家として同性婚を認め、同性愛者でも異性愛者のカップルと同じように暮らせるのがとても心地いいです。
そんなオープンな環境で過ごしていたので、一生両親には同性愛者だと言わないと決意していたのですが、去年彼女と日本に一時帰国したときに両親に”実はこの人が彼女で付き合っているんだ。”という事を言いました。
両親とも驚いていて、告白した後40分間無言でした。
その間、たまに母親がすすり泣いたりして辛かったですが父親の”それならしょうがない。分かった。” の一言から彼女とは無事両親公認の付き合いになりました。
カナダに来ていなかったら、一生親に言うこともなく”気ままな独身生活が好き”を演じて生きていたと思います。
長くなりましたが、まとめるとカナダは同性愛者に寛容で理解がある。
そして価値観を180度変えてくれる国だから同性愛者として悩んでいるのなら一度細かいことは考えずに住んでみるのも良いんじゃないかと思います!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
それでは、また^^